犯罪・刑事事件の解決事例
#慰謝料・損害賠償 . #人身事故

自損事故で後遺障害12級認定済みの人身傷害保険金請求事件。保険会社からの提示額約1100万円が弁護士介入によって約2200万円に増額

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永田 将騎 弁護士が解決
所属事務所横浜駅前法律事務所
所在地神奈川県 横浜市西区

この事例の依頼主

40代 男性

相談前の状況

自損事故で12級認定済みで、ご自身の保険会社に人身傷害保険金請求をしているが、保険会社からの提示額に納得がいかないというご相談でした。人身傷害保険金請求は保険会社の約款によって支払い基準が決められていることや、提示額の内訳が分からないことから、資料を持参していただいて、拝見してから具体的な弁護方針を提示することとしました。

解決への流れ

保険会社の約款と内訳を検討した結果、後遺障害逸失利益や休業損害の部分で増額の余地があることが判明しましたので、その点を中心に主張して交渉していくことにしました。受任後、保険会社に受任通知を送り、損害額を再計算後請求書を送付しました。人身傷害保険金請求で弁護士が介入することは珍しいのか、保険会社の担当者が数度事務所まで来て示談交渉をしました。その結果、冒頭の通り、約倍の保険金で合意に至りました。

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永田 将騎 弁護士からのコメント

本件は、自損事故で、ご自身が加入されている保険会社に人身傷害保険金を請求したという事案です。通常の交通事故ですと、相手方保険会社に請求するのですが、今回は自損事故なのでご自身の保険会社に請求したという事案です。人身傷害保険金は保険会社の約款によって支払い基準が決められており、増額の余地を検討するのが難しいといえます。本件では約款を検討した結果後遺障害逸失や休業損害の部分が大きく増額する余地があったので、この点を強く主張しました。その結果、冒頭のとおり1000万円以上増額して合意に至りました。